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げんさんのつれづれ日誌


by kmongoru

バンデットクラブとは…その2

過去にバンデットクラブとは…という文章を書きました。
その後バンデットクラブがなぜか復活、そして数年後、また自分が担当することになり・・・、その経緯を自分の中で整理できず、続きが書けませんでした。

その大きな理由が「指定管理者制度導入」に伴う「組織編制のアレンジ」によるものなのですが、今でも正直、どのようなポリシーをもって運営し、こども達と接するべきなのか苦悩しています。

私は役人や政治家ではなく、子供たちにプログラムを提供する現業者なので、システム面で悩んでも仕方がないのですが・・・プログラムを立案する上で「継続性」と言う点は看過できない大きな要素です。
そうすると指定管理者制度による影響、今後の展望は無視できないものがあります。

そうは言っても、そこで、立ち止まっていてもまた意味がなく。
とにかく過去を振り返って書き記してみる中で、今後の展望を描くことが出来ないかと、一縷の望みを託して、書ける時に書いてみることにします。自分に言い聞かせる内容なので他者がお読みになってもつまらないものだと思いますが・・・

バンデットクラブは、当然のことながら、県立児童センターであるこどもみらい館の事業として発足しました。

こどもみらい館には、館の機能を活用した一般事業、つまり、不特定多数の県民各位へ時代に即した遊びのプログラムを、児童福祉の施策として提供する、という第一義的な役割があります。そこで展開される遊びは原則個人単位、家族単位での参加を基本としたプログラムです。

しかし、それだけではこどもみらい館の活動がレジャー施設的色合いが濃くなってしまいます。こども達が家族と一緒に楽しく遊び、その思い出を持ち帰ってもらうことはとても重要ですが、こども達の育ちを考えた時、それで十分とはいえないでしょう。

そこで、一定の時間、同じ顔ぶれで、小集団ならではの活動を継続する中で、他者との関わりを大切にしながら成長していく場、そんな活動を実現する為に「集団事業」と言う活動枠を設け、動き出したのがバンデットクラブでした。
(館の事業としては他にもネットワークなど重要なものがあるがここでは話が広がりすぎて収拾がつかないので表現しない)
by kmongoru | 2009-06-28 12:00 | バンデット