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げんさんのつれづれ日誌


by kmongoru

音楽三昧・・・P.2

土曜の午前は萩浦保育園の夏祭りに「こめり~ず」でミニコンサート出演。
ほぼフルメンバーであっという間の40分。おいしい焼きそばとおにぎり、カキ氷もいただきました。そのあとソフトクリーム食べに行ったメンバーもいたり!?
ホント子どもと同じ精神レベルの、楽しいメンバーでの楽しいコンサートでした。

昼からバタバタ家の用事を済ませたら、夜はシティーフィルの練習へ。マーラーのSyn.1の合同練習。
なんでも9月末には本番とか。どんな曲かよく分かっていないので、ネットでミニスコア、あわてて安いCDも買い込みましたが聞く時間がとれず・・・練習も出来ないまま合奏へ。
案の定、全く弾けませんでしたが、どんな曲か少しずつ分かってきたかも。夏休みに入ると練習にいけなくなるので、少しでもさらっておいて、直前合奏で何とかしなければと思います。

日曜の午前。部活や野球に慌ただしく子ども達を送り出した後、アルモニコ合奏団の練習に久々参加。
コレルリ、モーツァルト、グリーグといったメニューを一通り合奏。やっぱりここら辺がいちばんしっくり来るなあ、と改めて実感。でもきれいに弾くのは難しいこともまたまた実感。

昼からは体を休めたい気持ちに鞭をうって、高岡フィルの練習にこれも久々参加。1週間ずれているなどとBoufler先生に茶化されて(先週の本番に参加出来なかったので)練習開始。夏のコミュニティ-コンサートの小品をいくつか初見大会で楽しんだ後、エロイカの1Satz。弦4部とFlのみだったので、割と細かいところまでしっかり指示を受けながらの充実した練習に。たださらっていなかったので、弾くのに一生懸命であまり指示を実現できなかったので申し訳なかったですが。何時練習にいけるか分からない自分にとっては貴重な練習時間となりました。

こうして4つの合奏体験を2日間でしたのですが、楽しむポイントが全く違うことに気づかされて、とてもユニークでした。

こめり~ずは理屈抜きに楽しい。メンバー一人ひとりが達者ですし、個性もはっきりしている。役割を自己責任で果たす責任感も強い。精神レベルは子どもでも、やることは大人です!あたりまえか(^^)

シティフィルは、大学生などと合同と言うこともありますが、大編成ならではのスケール感が魅力でしょうか。
その分、ただ、大都会の街中の群集に埋もれているようで、100人集まってそれぞればらばらなことをしている感じ。
富大のオケにいた、大学2~3年のころは常に100人くらいで合奏していましたが、こんな感じだったのかな?などと記憶をたどってみますが、何か違う感じがします。なぜでしょう?
とにかく本番までにこれがどんな一体感に変わるのか楽しみです。

アルモニコは音楽観の一致が感じられてとても心地よいです。
なにしろ、私も含めて年配の人間が集まっていますので、若いころに比べて指が回らないとか、テクニック的には不安定なところはあります(それは各自がちゃんと分かっているのがまた良い雰囲気)。
でも、演奏する曲を愛する姿勢や、弦楽器のアンサンブルを愛する気持ちがそれぞれ高く、あわせるときにそれが同じベクトルを作る。これって、プロアマ問わず大事な事だと思うのですが。
この日は数名若いメンバーや、新メンバーも来られていて、そういう意味でも、とても楽しい時間を過ごすことができました。感謝感謝。

高フィルの練習では、Boufler先生の音楽への思い、熱意あふれる指導でとても中身の濃い、クラシックの練習らしい練習をすることが出来ました。メンバーが少ないことで、かえってニュアンスをそろえる意識を高く持つことが出来たように感じます。コンミスが積極的に技術的指導や統一も図るので、きっと本番はコンセンサスの図れたクラシックらしい演奏会にすることが出来るでしょう。
by kmongoru | 2009-07-06 09:43 | おんがく